初めての確定申告⑤ 年金収入は雑所得

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 【 年金と税 】
 年金収入は、通常、雑所得となる。雑所得の金額は、収入金額から必要経費を差し引いて計算することが原則だが、①国民年金法、厚生年金保険法、国家公務員共済組合法などの法律の規定に基づく年金、②恩給(一時恩給を除く)や過去の勤務に基づき使用者であった者から支給される年金、③確定給付企業年金契約に基づいて支給を受ける年金、などの公的年金等を受け取った場合は、収入金額から公的年金等控除額(受給者の年齢が65歳以上かどうかで異なる)を差し引いて計算する。

 一定の金額(65歳未満の場合は108万円、65歳以上の場合は158万円)を超える公的年金等や一定の生命保険契約等に基づく年金を受け取るときは、所得税及び復興特別所得税が源泉徴収されるが、これらについては年末調整が行われないため、確定申告で1年間の税金を清算することになる。この場合、源泉徴収票(原本)の添付が必要となる。

 公的年金等の収入金額が400万円以下で、かつ、公的年金等に係る雑所得以外の各種の所得金額が20万円以下である場合には、確定申告の必要はない。

※生命保険契約や生命共済契約に基づく年金、互助年金などの公的年金等
 以外の年金に係る雑所得の計算方法
 収入金額(A)=公的年金等以外の年金の収入金額+剰余金や割戻金
 必要経費(B)=公的年金等以外の年金の収入金額✖(保険料又は
         掛金の総額/年金の支払総額又は支払総額の見込み額)
 雑所得の金額=収入金額(A)-必要経費(B)

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